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目がぴくぴくする

目がぴくぴくする

目がぴくぴくする身体が疲れている時、大きなストレスを抱えている時、まぶたなど目のまわりでぴくぴくと痙攣することがあります。多くは一時的なものであり、心身をしっかりと休めることで、改善します。
しかし、中には痙攣が何日も続く、たびたび起こるというケースがあり、そういった場合には病的な痙攣を疑います。お顔の痙攣は、それ自体がストレスとなります。気になる時には、お早目に当院にご相談ください。

このような症状はございませんか?

目の痙攣は、日常生活の中で感じる軽い不快感として現れることが多いです。次のような症状が当てはまりませんか?

  • 時々まぶたが軽くピクピクと動く
  • 片目または両目で瞬間的な痙攣を感じる
  • 痙攣が一時的で数分から数時間で収まる
  • ストレスや疲れたときに症状が出やすい
  • 長時間のスマートフォンやパソコン作業で症状が悪化する

受診した方がいい症状

受診した方がいい症状一方で、次のような症状がある場合は、一般的な疲れやストレスが原因ではない可能性があります。早めに受診することをおすすめします。

  • 痙攣が1週間以上続いている
  • 痙攣が目だけでなく顔全体に広がる
  • 痙攣に伴い視力の低下や目の痛みを感じる
  • 片目が完全に閉じにくくなっている
  • 痙攣とともに頭痛やめまいを感じる
  • 痙攣が頻繁で日常生活に支障をきたしている

目がぴくぴくする原因はストレス?

身体の疲れ・ストレス

仕事や運動などで身体が疲れている時、精神的なストレスがたまっている時、睡眠不足の時、まぶたがぴくぴくと痙攣することがあります(眼瞼ミオキミア)。心身を十分に休めることで、改善します。

神経の病気

まぶたの筋肉の動きを司る神経の異常な興奮によって起こる痙攣です。まぶたに起こるものを眼瞼痙攣、顔の片側に起こるものを片側顔面痙攣と言います。悪化すると、目を開きづらい(閉じている方が楽)、正常なまばたきができない等の問題が生じます。
治療法としては、ボトックス注射、手術があります。

脳の病気

脳腫瘍によって神経が圧迫される場合など、脳疾患を原因としてまぶたや顔がぴくぴくするということがあります。脳の病気が疑われる場合には、頭部CT・MRI検査に対応する医療機関をご紹介します。

目がぴくぴくする病気

眼瞼ミオキミア

疲労・ストレス・睡眠不足などを原因として起こる、一時的なまぶたの痙攣です。原因を取り除くことで、改善します。眼精疲労・ドライアイなどを合併することもあり、その場合は眼科での治療が必要です。

眼瞼痙攣

目のまわりの筋肉が過剰に動いてしまう、神経の病気です。悪化すると、目の開きづらさ、正常なまばたきができない等の症状が現れます。自然に治ることはありませんので、当院にご相談ください。

片側顔面痙攣

顔の左右のどちらか片側(稀に両側)の一部の筋肉が痙攣する、神経の病気です。目元、頬、口元などで発生する頻度が高くなります。眼瞼痙攣と同様、自然に治ることはなく、眼科等での治療が必要です。

眼精疲労

顔の左右のどちらか片側(稀に両側)の一部の筋肉が痙攣する、神経の病気です。目元、頬、口元などで発生する頻度が高くなります。眼瞼痙攣と同様、自然に治ることはなく、眼科等での治療が必要です。

チック症

小児期・青年期に起こる、意思に反して身体の一部を動かしてしまう病気です。具体的な動きとしては、まばたき・顔をしかめるといったものが挙げられます。多くは、年齢を重ねるにつれ改善します。

目がぴくぴくする時の対処法

目がぴくぴくする時の対処法目やまぶたのぴくぴくする症状が気になる場合、まずは目・身体、そして心を休ませましょう。十分に睡眠をとったり、リラックスできる時間を過ごしたり、ゆったりとお風呂に入ったりする方法がおすすめです。またこの時、スマホ・パソコンはできるだけ遠ざけることをおすすめします。
それでも改善しない場合には、当院にご相談ください。眼瞼ミオキミアであれば生活習慣指導を、眼瞼痙攣・片側顔面痙攣であればボトックス注射を、眼精疲労であれば点眼治療・生活習慣指導などを、それぞれ行います。
その他、脳疾患が疑われる場合には、頭部CT・MRI検査に対応する医療機関をご紹介します。